現在スイスの世界遺産は、3つの自然遺産と9つの文化遺産の合わせて11つの遺産が登録されています。遺産には自然のものもあれば、旧市街や建築だったり、様々です。
1.ユングフラウ・アレッチ氷河・アレッチホルン・ビエッチホルン(自然遺産)
2001年にアルプス初の世界遺産として登録された地域です。
スイスを代表する3つの名峰、アイガー、メンヒ、ユングフラウとアルプス最大の氷河(アレッチ氷河)を含む広大な地域です。
2007年にはヴェッタ-ホルンを含む地域が拡張されています。
2.サン・ジョルジオ山(自然遺産)
約2億4500年前~2億3000年前の化石が発見されたルガノ湖畔の南側にあるサン・ジョルジオ山です。サン・ジョルジオ山は標高1096mで、恐竜の祖先と言われているティキノスクスなど、1万点以上の化石が発見されているそうです。
3.グラ-ルス・アルプス一帯(自然遺産)
ザンクト・ガレン州、グラ-ルス州、グラウビュンデン州にまたがる実に3万ヘクタールに及ぶグラ-ルス・アルプスの一帯です。
幾つものプレートの動き(地殻変動)によって地球の地形が形成されたという学説(プレートテクトニス理論)を説明する重要な地域らしいです。