スイス アルプスの少女ハイジの舞台を訪ねて ハイジアルプ

「赤の道」と「青の道」の分岐点には、石造りの「ヤギの水飲み場」が置かれています。

このヤギの水飲み場からさらに、標高の高い所に歩いて行くと、草原が広がっていて、
さらにその先にはハイジの山小屋があります。

この山小屋が「ハイジの夏の家」です。
「オクセンベルク」とも言うようで、標高は1111mだそうです。

山小屋からは谷や村が見えます。

夏の間は実際に住んでいる人がいるので、食事なども出来るそうです。

ヤギの水飲み場からハイジの山小屋まで行き、そこからさらにイエニンス村まで下りて、
戻って来るコースが「青の道」と言うようです。

イエニンス村には女学校時代の友人が住んでいて、原作者のヨハンナ・シュピーリが度々訪れては滞在していたようです。ヨハンナの当時の日課は、

暑い日中は木陰で読書をして、夕方から涼しくなると散歩に出掛けるといった日課で、
ヨハンナが散歩をしたイエニンス村からウンターロッフェル村に続く黄金色の美しい、
ぶどう畑の小道は「ヨハンナ・シュピーリの散歩道」と言われています。

ヨハンナはこの道を散歩しながらハイジの物語の構想を練ったと言われています。

アニメの「デリフリ村」は、ドイツ語の縮小語尾で「小さな村」という意味で、
実際には地名ではないようです。