スイス 世界遺産をめぐる旅

8.ザンクト・ガレン修道院(文化遺産)

東スイスの中心で、ザンクト・ガレン州の州都にある修道院です。
もとは聖ガルという修道士が作ったそうなのですが、18世紀にバロック建築に改修されたそうです。
荘厳な雰囲気のカテドラル(大聖堂)を始め、その美しさはバロック建築の傑作と讃えられています。
修道院付属の図書館は、中世からの資料を含めて約16万冊の本が所蔵されていて、中世ヨーロッパの学問の総本山と言われているそうです。


9.聖ヨハネのベネティクト会修道院(文化遺産)

ミュスタイアの谷にある8世紀に建てられた修道院です。
修道院の中にある壁画から世界最古と言われる9世紀のフレスコ画「最後の審判」が発見されたそうです。イタリアの国境の近くにあります。


10.ベリンツォーナ 3つの古城と街を囲む城壁(文化遺産)

ティチーノ州の州都、ベリンツォーナにある3つの古城と城壁からなる建造物です。
(ベリンツォーナはスイスとイタリアの交通の要として栄えた街です)
カステルグランデ城、モンテベッロ城、サッソ-・コルバ-ロ城の3つの城と、中世の面影が残る街並みも必見です。
城内にあるレストランのほかに、13世紀に建てられた市庁舎など、見所が多いです。
(3つのお城のうち、カステルグランデ城が、一番最古のものらしいです)


11.アルプス山脈周辺の先史時代の湖畔住居群(文化遺産)

紀元前5000~500年に掛けて造られた高床式住居の遺産群です。
先史時代に湖畔や川辺で暮らしていた古代人の遺跡で、スイスには56か所あります。
ヌーシャテル湖北岸には、高床式住居を復元した複合施設「ラテニウム」があります。
(スイスを含めた7か国の共同遺産で、111か所の遺産が登録されています)